【足裏は、第二の心臓】ここを刺激すれば健康になる

 
【足裏は、第二の心臓】ここを刺激すれば健康になる

「足裏は、第二の心臓」とはよく言われることである。

しかし、なぜそういわれるのか、あるいはその言葉は知っているがその知識をどう使えば健康に繋がるのかを知っている人間はあまりいないのではないか。

実は第二の心臓が足裏にあるのは、非常に理に適っていたのである。

なぜ第二の心臓が足裏にあるのか

第一の心臓は、左胸辺りにある。全身を4等分すると頭からおよそ4分の1に辺りにある。

心臓は言うまでもなく人間の臓器の中でも大変重要な器官で、全身に血液を送り出して循環させる役割を担っている。全身に血液が循環するからこそ、我々の体は自由に動く。

心臓からポンプの様に送り出された血液は、まず頭に向かい、その後引力に従い足先まで降りていく。引力の力で足先まで降りてきた血液は、その反動で、再度心臓まで戻っていく。こうして血液は全身を循環する。

もし心臓が別の位置にあったとしたら、頭まで血液が届かなかったり、足先から心臓まで血液が戻ってこなかったりして、血液の循環は起こせなかっただろう。第一の心臓の位置にも確固とした理由があるのである。

足裏は最も血液が滞りやすい

足裏は、心臓から最も遠い位置にあり、尚且つ一番下にあるので、全身の中で最も血液が滞りやすい。その為、定期的にここに刺激を与え、滞った血液を循環させる必要がある。

昔の人は、裸足で野山を駆け巡った。

江戸時代の人は、草鞋をはいて生活していた。

その為、あまり意識しなくても足裏が定期的に刺激され、血液が循環していたのであるが、現代人は、底の厚い靴や、底の硬い靴を履き、更にきれいに整備されたアスファルトの上を歩くことがほとんどの為、意識しないとどんどん足裏に血液が滞る様になってしまう。

「全ての病気は血液の流れが悪くなることから始まる」と言われるように、この現代人の生活環境が、様々な病気を引き起こす元凶となるのである。

ハイヒールは体に悪い

女性が履くハイヒールも、健康を阻害する。

足の底には通常、後ろに2、前に1の割合で重力がかかっていて、バランスを保っているのであるが、ハイヒールを履くとこの割合が逆転してしまう。

つまり、前に1、後ろに2の割合になるのであるが、そうすると、猫背にならないとバランスを保てなくなるので、様々な弊害が現れてくる。

弊害の中で最も多いのが腰痛。常に膝が曲がった状態になり、さらに猫背の状態なので自然と腰に負担がかかり、腰を痛める。

もう一つは外反母趾。ハイヒールは先がとがっており、その構造上歩くたびにつま先に圧力が掛かるようになっているので、それによって親指の付け根部分の骨が外側に飛び出してくるのである。

さらにこの状態を続けると、子宮が圧迫され、子宮の中が冷え、生理痛、子宮筋腫の大きな原因にもなってくる。

子宮が変形してしまうと、子供が出来ない、あるいは出来ても奇形児であったり、虚弱体質の子供が生まれたりという悲劇が起こる。

ハイヒールは元々、女性のシルエットを美しく見せようと考案されたものであり、男性の一方的な欲望から生まれたものである。見掛け倒しのおしゃれの為に、大切な母体を失うとしたら、これは人類全体の悲劇だ。

足裏には反射区がある

靴やハイヒールが健康に悪いと言っても、現代人はそれを履かないという選択肢はあまり考えられない。

ではどうするかというと、自分で足を揉むのである。

足の裏には、体の器官に対応した「反射区」というものがあり、そこを刺激することにより、各器官の機能を回復させることが出来るとされる。
反射区やその説明については、下記の書籍が非常に参考になる。

足の汚れ(沈澱物)が万病の原因だった―足心道秘術 (マイ・ブック)

どこか悪いところがあれば、その反射区を押すと痛みがあるので、そこを丁寧に刺激する事で、悪いところを直すことが出来る。

この方法だと、副作用が全くない。例えば首や肩や頭が痛いからと言って、下手に直接刺激すると、余計に痛めてしまう事がある。整体院なんかへ行って、ものすごい力で肩や腰を直接押す先生がいるが、更に悪くしてしまう可能性がある。

足なら心臓から遠く、どこを揉んでも血行を良くすることはあれども悪くすることは無い。

実践、足裏療法

では、足裏療法の手順を紹介する。

足裏を自分の指で揉んでもいいのだが、正直結構大変なので、足裏については足踏みマットを使った方法を紹介する。足踏みマットは好きなものを選べばよいのだが、下記がおすすめである。

官足法 ウォークマットⅡ 裏板セット(ABS樹脂製補強板付き)

① 足踏みマットに乗り、まず左足の足裏全体を指からかかと方向へ刺激していく。どこか痛いところがあればそこを重点的に刺激する。

② 足の甲(表側)を右足のかかとで踏みつける様に刺激していく。(指先から足首方向へ)

③ 足の内側の反射区を、指からかかと方向へと揉み上げる

④ 足の外側の反射区を、指からかかと方向へと揉み上げる

⑤ かかとから膝上まで揉み上げる。

⑥ ①~⑤を右足に対しても行う

⑦ 30分以内に白湯を500cc以上飲む

左足から始めるのは、人間の体は右足が陰、左足が陽になっており、陽から始める方が治癒効果が高い為である。

体の異常はまず陰である右足に出てその後、陽である左足に出るのであるが、直るときには左足の陽が良くなり、その後右足の陰が良くなる。また、左足には心臓の反射区があり、まず心臓の機能を高めておいて、ショックを受けにくくするという効果もある。

注意事項としては、食後1時間以内には行わないという事である。食後1時間以内では胃に血液が集まっている為、この時に行うと消化器系に負担がかかる。

また⑦の白湯を飲むについてであるが、これは集めた汚れを排泄する為に必要だ。これをしないと集めた汚れが排泄されず再沈殿してしまうので、最後の仕上げとして行う必要がある。冷たい水は血液循環を悪くするので、出来れば白湯が望ましい。500ccが無理であれば、のめる範囲で構わない。

病気は自分で防ぎ、自分で治す

現代社会はとにかく健康を失いやすい様にできている。その為、意識的に健康を維持する為のルーティーンを日常に取り入れないと、知らぬ間に病気にかかっているという事が往々にしてある。

病気にかかるとすぐに医者に行く人が多いのであるが、生活習慣病というのは、生活習慣が悪いがために引き起こされるものである。その為、生活習慣を正さない限りは根本的な解決にならない。

それどころか医者に行くと、間違った診断をされ、変な薬を処方され、余計に病状が悪くなるという事例も山ほどある。

病気は、自分で防ぎ自分で治すのが基本である。

足裏マッサージは、自宅で手軽に出来、その効果的は抜群なので取り入れてみる事をお勧めする。