酒は百薬の長ですらない

 
酒は百薬の長ですらない

夏になるとどうしてもビールが飲みたくなる。各地で祭りや各種イベントが行われて参加者が美味しそうにビールを飲んで、楽しそうにしている。メディアもそれを取り上げる。その姿を見て自分もまたビールが飲みたくなる。

よく酒はほどほどに飲めば健康に良いとか、酒は百薬の長という言葉があるが本当にそうなのだろうか。

アルコールは人生を破壊する飲み物

実は酒というのはただの毒であり、人間に1mmも利益をもたらさない。しかし世の中の90%の人間は多かれ少なかれ、酒を飲んでいる。アルコール中毒になる人間はその中の10%程度と言われているが、大半の人はそうならない程度に酒を飲んでいる。

この大半の人は、自分は飲みすぎない様に自分で酒の量をコントロールしていると思い込んでいるのであるが、実は自分でコントロールしているのではなく、酒にコントロールされているのだ。

WHOが発表した統計によると2016年に世界で300万人の人間が飲酒が原因で亡くなっている。恐らくこういった事実はある程度分かっているのであるが、なぜ大半の人はアルコールを摂取するのか。

それは「少量の酒は体に良い」という思い込みがあるからではないだろうか。

薬物とそうでないものとの違い

確かに大量に摂りすぎると死亡するものは存在する。

例えば醤油。これは大量に摂りすぎると死亡する。しかし、醤油の量を自分の意志でコントロールしようと思うだろうか?あるいは醤油を摂りたい衝動に駆られるだろうか?あるいは2日酔いで頭がガンガンしたり、吐き気がしたり、喉がカサカサになったりすることがあるだろうか?

恐らくそんなことは無いだろう。ある一定の量を摂取すればそれで充分だと感じるので、それ以上摂取しようとは思わないし、2日酔いの様な症状が現れる事もない。

しかし、ビールは飲みたい衝動に駆られるし、その欲望をコントロールしなければどこまでも飲む量が増えていく。飲みすぎると2日酔いになって体に支障をきたす。だから「その欲望を自分の精神力を使って抑える必要がある」のである。

これが薬物とそうでないものとの違いである。

つまり酒は薬物なのである。。

酒はコカインやヘロインと同じ

酒が薬物であるという事は、コカインやヘロインと同じものである。

ではコカインやヘロインは少量であれば体に良いのだろうか。少しでもそれを摂取した人間はほぼ例外なく、廃人に様になって地獄の底まで落ちていく。コカインで捕まった人間は出所後も再度コカインに手を出すのは有名な話だ。それほど依存性が高い。

つまり酒とコカインの違いは依存性が高いか低いかの違いだけで、依存性のある薬物という点でまったく同じなのである。

コカインに比べて依存性が低いので、なんとか大半の人は飲みすぎる前に精神力で制御できているだけである。

どうすれば止められるか

ではどのようにすれば酒をきっぱり止めることが出来るのだろうか。

これについては簡単で、酒をコカインだと思えばいいのである。

冒頭述べたように、大半の人は「酒は少量であれば体にいい」という間違った洗脳を受けているから、すこしくらいならいいやと思い、酒に手を出すのである。

しかし酒がコカインだと思えば少量でも止めておこうという事になる。ほとんどの人はコカインに手を出した人がどうなるかを知っているので、自分はああはなりたくないと思うはずだ。

そうすれば、自然と止めることができる。

そして酒を止めることができた時の爽快感を一度味わうと良い。私自身はアレン・カー氏の書いた禁酒セラピーを読んで止めることが出来た。しかし一度読んで止めた後にまた、飲みたくなった時もあった。その時は再度この本を読み返すとその衝動が収まる。それを繰り返していると完全に酒を飲みたいと思わない様になるのだ。

酒に付き合っている暇はない

酒を完全にやめることが出来ないと貴重な時間とお金を失い続けることになる。

10月から消費税が10%に上がる。もともと高い酒がさらに高くなる。

酒を止めることが出来れば、体力も自信も集中力も時間もお金も手に入る。

これからは自分の能力をフルに活用していかなければ生き残れない時代だ。

酒にかまっている余裕は無いのではないだろうか。

禁酒セラピー 読むだけで絶対やめられる (LONGSELLER MOOK FOR PLEASURE R) [ アレン・カー ]
created by Rinker
¥977 (2019/09/17 20:37:43時点 楽天市場調べ-詳細)